宮崎の婚活女子へ《平均年収あればいい》は間違い!希望年収の考え方
ハイスペック
女性向け
高収入
結婚したら、生計を共にするので当然ですよね、
でも実際、無料相談に来られる女性には、男性年収について深く考えていない女性が多いように思えます。
- 自分以上あればいい
- 平均くらいあれば十分
- 普通は、いくらくらいを希望するんですか?
このように女性の多くが、「よく分からないけど、平均年収以上ならば、安心!」と感じるのでしょうが、実はその平均年収そのものが信頼していい数値ではないんです。
では、結婚生活には実際いくらくらい必要なんでしょうか。
目次
平均年収を信じないで!3つの根拠
宮崎県の平均年収は約370万円
宮崎県の2022年平均年収は、約370万円ですが、これは、男女ごちゃまぜの平均年収です。
2022年の宮崎県の平均男性の年収は、394万円。全国47都道府県中なんと最下位47位。対して女性は、平均年収335万円で全国11位です。
男性年収が低い分、女性が共働きしている要因も大きいでしょう。
ですので、ご自身の希望するお相手の年代によって、希望収入を考えるのが大切です。
根拠1.宮崎在住男性世代別の平均年収
世代別に見ると以下の通りです。
年代〈男性〉 | 平均年収〈男性〉 | 月収〈男性〉 | 賞与〈男性〉 |
---|---|---|---|
25~29 | 348万円 | 24.3万円 | 55.7万円 |
30~34 | 381万円 | 26.4万円 | 63.3万円 |
35~39 | 428万円 | 29.6万円 | 72.7万円 |
40~44 | 452万円 | 30.9万円 | 81.0万円 |
45~49 | 497万円 | 33.5万円 | 95.2万円 |
50~54 | 533万円 | 36.3万円 | 97.8万円 |
55~59 | 471万円 | 32.3万円 | 83.1万円 |
じゃあ、上記の通り35歳男性であれば年収428万円が一般的な男性の収入かというと、これまたそうとは言えません。
根拠2.年収は、平均値ではなく、中央値をみる
平均年収は、一部の大企業や経営者など高所得者が数値を釣り上げています。
以下のグラフは、宮崎県在住の男性年収の分布図を示しています。
先述した宮崎在住男性平均年収は、394万円のはずですが、年収300万円台と300万円未満の男性が大きく占めていることに驚きますよね。
- 年収500万未満の男性が、77%
- 年収500万以上の男性は、23%
実は男性の年収500万以上は、4人に1人に満たないということ。さらに1,000万以上となると、100人に1人です。
根拠3.手当の金額が含まれている
そもそも高年収の男性が『基本給が高い』というよりも、『●●手当』がついていることが多いです。
残業手当、休日出勤手当、役員手当がついて、高年収を実現しています。残業時間や責任が大きい仕事の対価になっています。
もし手当なしの平均年収のデータが算出されれば、当然平均年収はさらに低くなります。
婚活女性がみるべき、年収のポイント
5年後10年後、未来の年収を重視する
例えば、20代の女性看護師は宮崎でも年収400万を越していても珍しくありませんが、多くの同年代20代男性は、300万円台です。
ですが、5年後.10年後となると、300万円台だった男性の給与は500万以上になる場合もあります。
順調にステップアップする男性の多くが、32-33歳で400万に到達し、以降も上がっていく方が多くいらっしゃいます。
もちろん、20代男性で年収400万円以上の方が30代で1,000万に到達したり、400万円の方でも、40代になっても400万円のまま。というケースもあります。
ワークバランス
ワークバランスとは、『仕事と生活の調和』のこと。
2020年に働き方改革法がスタートし、恋人や家族との時間を過ごせるようになった方もいらっしゃると思います。
婚活に時間を割けるようになったという方も多いでしょう。
でもまだまだ、残業や休日出勤が多い方もいらっしゃるはずです。先述した通り、高年収の方は特にそうかもしれません。
結婚後に、家族の時間がとれるのか、例えば平日に夕食を一緒に食べたり、休日は家族でお出かけしたり、年に1回は旅行が可能なのか。出張でほぼ家にいないってことにはならないか。
年収がいくらよくても、女性だけで家事育児を頑張るのは大変です。
続けられる職業かどうかが大事
「結婚した時は、高年収だったのに…」となってしまうケースもあります。
時代とともに、需要が減り、年収が下がることは珍しくありません。
年収=安定とは限らず、やりがいある仕事を長く続けられそうかも吟味しなければなりません。
結婚生活にはいくら必要?
宮崎市の一世帯の平均支出は、年間約340万円!
宮崎県の2022年県政情報統計によると、宮崎市の二人以上の世帯のうち、勤労世帯者の家族収支は以下の通りです。
支出額27万1613円×12ヵ月=339万9600円となります。
宮崎県 | 全国平均 | |
---|---|---|
食費 | 70,162 | 84,837 |
住居費 | 15,433 | 16,339 |
水光熱費 | 21,738 | 18,860 |
家具家事用品 | 11,507 | 11,517 |
被服・履物 | 7,821 | 6,417 |
保険医療 | 14,793 | 14,416 |
交通通信費 | 40,239 | 46,647 |
教育費 | 7,735 | 12,758 |
教養娯楽 | 21,950 | 27,114 |
その他 | 60,235 | 44,064 |
271,613 | 282,969 |
※総務省統計局家計調査結果(2023年9月)
※住居費の金額が少ない理由
住居費が少ないのは、家計調査の対象者の中で家賃を払っている人の割合が少ないことが理由です。 持ち家がある人の中には住宅ローンを払っている人もいるはずですが、住宅ローン返済費は消費支出ではないため、ここでいう住居費には含まれていません。
上記より、宮崎で生活するには、約340万円に加え、ローン返済費など必要であれば加算されます。
さらに、給与は、年金や税金などが差し引かれて、収入として得ることになります。
手取り340万円に相当する年収は、450万円弱。
世帯年収を重視して婚活する
家族の形は日々変化していきます。子供が生まれ、成長の過程で二人の関係も少しずつ変化していきます。
お金についても子供が大きくなれば、生活費は増えるでしょう。現在の家では狭く感じたり、ご両親の介護も必要になるかもしれません。
いくら旦那が高収入でも、忙しさから家を留守にすることが多く、家事や育児を自分一人でこなすのは大変な労力です。
たとえば、
- 男性Aさんの年収500万円+妻が専業主婦
- 男性Bさんの年収350万円+妻の年収200万円
こういった夫婦がいたとしたら、夫の年収は150万円低くても、世帯年収はBさんと結婚した方が上回っています。
Aさんは仕事が忙しく、家事は自分が中心にやりくりしなければなりませんが、Bさんとの家庭では自分も働くことで夫婦で家事育児を協力し合える可能性もあります。
もちろん、仕事が忙しい中でも家事育児を積極的にサポートしてくれる男性もいますが、そのような可能性もあるということ。
また、家計に必要な金額が変化しても、自分も収入があれば柔軟に対応できるはずです。
ですので、結婚後の働き方の価値観は非常に大切です。
希望の生活スタイルに、お相手年収が及ばなかったとしても、人柄や働き方を考慮することで、あなたの理想は叶えられるはずです。
“普通”や“平均”という言葉には惑わされないで!
ですから、平均○○以上という言葉頼りにしてしまうのも仕方ないかもしれませんが、婚活は別。
結婚相手選びは、人生の超重要な選択です。
平均という言葉だけを頼りに、相手を決めていくのは、超キケンなんです。
平均に届かない年収の方にも、美味しい料理を一緒に作り、一緒に食卓を囲む男性もいるでしょう。一緒に料理をする楽しさは、飲食店では味わえません。
あなた専用の高級車を買ってもらえるより、一台の軽自動車でたくさんお出かけするかの方が幸せかもしれません。
あなたがどこかで耳にした『平均年収』にこだわらず、金銭感覚、結婚後の価値観をセットにしてお相手選びをしてみてください。
もっとたくさんのお相手候補がいるはずですし、視野を広げたことで、お金では得られない幸せを一生ずっと感じさせてくれる男性とお会いできるかもしれません。
今回のポイント!
結婚後の生活費は、世帯年収で考える。
- 全国平均世帯支出は、年間340万円(家賃除く)
- 世帯年収400万円でも十分に貯蓄できる
- 家事も育児も家計も助け合い支え合う
- 男性年収400万+女性100万円で十分貯蓄もできる
- 結局、大切なのは、お相手の内面の部分
- お金で得られない豊かさがある