収入・学歴・容姿がそろった、ハイスペックと言われる男性。

以前ハイスペック男性へ支持される女性像についての記事を公開しました。

ハイスペック男性のデメリットについて少し触れましたが、憧れのハイスペック男性と交際になり、理想と随分違う！と気づく女性も少なくありません。

「玉の輿！」と舞い上がって結婚しても、結婚してから気づいてしまって後悔するかも。

もちろん、ハイスペック男性全員に共通しているわけではなく、稀な例。一般的にデメリットと感じることも、ご自身には気にならないケースもあります。

一方で決して受け入れられない落とし穴がある可能性もあります。

結婚してから発覚しては遅いですよね。今回お伝えするデメリットを理解し、慎重に進めていくことで、回避できるはずです。

今回は、ハイスペック男性にもしかすると起こりうるデメリットの紹介と、『彼にもその落とし穴があるか』を見抜くためのコツも伝えていきますね。

今回は、『40代医師が結婚を決断しない理由』についても番外編として、記載しております。

1.倹約家すぎる可能性もある

高収入男性と結婚して、「専業主婦！優雅な生活を送れる～！」という憧れを実現したつもりでも、『高収入＝贅沢な生活』と言う訳ではありません。

高収入男性だからこそ堅実なタイプが多い

そもそも、高収入の男性は、お金の使い方は派手でない方がほとんど。お金の管理も上手で堅実。必要なものには賢くお金を使うことができる方が多くいらっしゃいます。

金銭感覚のバランスがいいのも高収入男性の魅力です。

裏を返せば、旦那さん側が、金銭管理を行うケースが多くなります。一般的な会社員では、奥さんが財布を握る夫婦が多いですが、高収入男性との結婚では難しいかもしれません。

金銭感覚が近くないと難しい

無駄と感じるものにお金を使いたくない旦那さんが、財布を握っているとこんなケースも起こります。

• デートでちょっと疲れたから、カフェでゆっくりしたいのに、「疲れたから帰ってゆっくりしよう」って言われた
• ダウンが欲しい→『宮崎では必要なくない？』って言われる

この辺の金銭感覚が近くないと、結婚生活は難しくなりますよね。

倹約の度が過ぎる男性には注意

倹約に厳しい旦那さんであれば、独身時代よりも慎ましい生活を送ることになってしまうこともあります。

• 極端に外食を嫌ったり、たまの外食でもメニューの中身を見ずに、一番安いコースを注文したり。
• 友人にちょっとリッチなランチに誘われても「ごめん、予算的に旦那からNG出るわ～」と断ることになったり。
• ご自身が、少し高価な買い物をしただけで、「そんなんに○○円かかるんだ…」とイヤミを言ったりする。

このような自身の金銭的価値観を押し付ける男性であれば、いくら大金を稼ごうが、最低限の生活費したもらえず、思ってるような生活はおくれない可能性もあります。

預金残高が減るのを嫌い、余裕があるお金は少しでも投資に回したいと考える高収入男性によくみられる落とし穴です。

交際中のデートでも、高いレストランに行くと機嫌が悪くなったり、割り勘を提案すると機嫌がよくなったりする言動があれば注意しておきましょう。

2.高収入男性は家庭がおろそか？

家事育児の完全分担は難しい

高収入の男性の仕事はハードです。

残業や仕事後の付き合いも多く、休日はゆっくりしたいからと、奥さんだけで、子供とお出かけすることになったり。

子育てや家事を全て女性がすることになれば、ストレスは相当なものです。

休日も仕事になるかも

さらに休日も仕事優先となり、家族との時間を取れないケースも起こり得ます。

「付き合っていた時、ちゃんと休みを取ってデートしてくれていたから、結婚後も大丈夫！」と考えていても、結婚や出産を機に、『家族を守るためにもっと稼ぎたい』と男性が考えてしまえば、休日も仕事関連に費やしてしまうでしょう。

いずれにせよ、高収入男性との結婚生活は、奥さんが家事育児をメインですることになります。
奥さんがパートで共働きをしていたとしてもです。

高収入で家事も二人で協力し合い、家族との時間も十分に作ってくれる。

これを全て実現するのは難しいかもしれません。

理想の家庭像を話し合い、子供との時間家族で過ごす時間を重視しているかの確認をしておいた方がいいでしょう。

3.高収入男性にモラハラの可能性

自分にも完璧をもとめてしまうひとも

高収入男性は、仕事で『完璧』を求めて実践しています。

未熟な部下に、指導することも彼の重要な仕事でしょう。

ですが、家事育児に完璧を求める男性もいます。

家事育児を完璧にしようとすると、ストレスを抱え夫婦は崩壊してしまいます。

『完璧じゃないのが正解』だということを理解できないのがモラハラ気質の男性です。

モラハラ気質は論外

モラハラ気質が高収入男性に見られる理由は、

• 仕事で出世するために、相手を論破する能力に長けている。
• 常に競争の中で生きて実績を出すため、戦いの中で生きている。

仕事では必要なことかもしれませんが、家庭生活では不要です。

待ち合わせでたった数分の遅れを強く非難したり、ケンカした時、パートナーの気持ちを汲まずに、論理でねじ伏せようとしてしまいます。

反論できない自分に嫌気がさしてしまうことも多く、ひとり悲しくなってしまうでしょう。

交際中に「なんでできないの？」「なんで○○したの？」と言われることが多ければ、モラハラ気質の可能性があります。

男女関係なく、モラハラ気質は結婚相手として論外です。別れる事をおススメします。

4.ハイスペック男性には浮気の心配も？

奥さんは、旦那に渡されたお小遣いからつつましい生活をしているのに、旦那側は、『仕事の付き合い』とう名目で、キャバクラやスナックで遊びまくる男性もいます。

若くして成功しお金もステータスもある。自信がありさらに話も上手で、女性にモテモテ！

ご自身も肉食系だと、金銭的に余裕があるため浮気の心配があります。

そもそも、なんで結婚したんだ！？と不思議になりますが、『遊びや恋愛と結婚相手は違う』から、家庭をしっかり守ってくれる女性を選んだものの、ご自身は遊びグセが抜けません。

女性遊びがなくならず、スピード離婚に至ってしまうかもしれません。

『俺はモテる』『親しい友達はだいぶ年下と結婚してる』とデリカシーないことを口にする男性はその傾向があります。

5.女性に無関心…超草食系ハイスペック男性

超肉食系男性とは真逆。

性格・人柄もいい。仕事や勉強に一生懸命で尊敬もできるし、友人関係も良好で一緒にいても楽しい。

でも恋愛どころか女性にそもそも興味がない。という男性もいらっしゃいます。

ハイスペックゆえに家柄がよく、親から結婚を求められ、世間体を気にして結婚したいと思い婚活をしている方々です。

自分自身の気持ちも結婚したら変わるかも、、という感じで結婚しますが…変わらないケースの方が多いんです。

結婚相談所では、セックスはNGです。でも『女性に興味ない可能性』を回避するために、ひなたのご縁の女性会員には、仮交際中に手を繋いだり、真剣交際中にはキスやハグはするように女性に勧めています。

6.高学歴＆高収入男性は、親戚付き合いが面倒？

高学歴・高収入男性男性には、ご両親や兄弟も全員大卒の場合もあります。もしかすると先祖代々、名家と呼ばれるお家柄かも。

お家柄が良いのは、良いことですよね？でもそれがデメリットになる場合もあります。

韓流ドラマでよくある設定が、スケールは小さくなっても、現実的に起こらないとは限りません。

家族の期待やプレッシャー

これまでの人生でプレッシャーを受け、応える努力をしてきたハイスペック男性。

結婚となれば、パートナー女性もお相手の親や親せきから期待やプレッシャーを感じる可能性があります。

パートナーの家柄を気にしたり、長男を早く希望されたり、家事や料理は出来て当然など、時代錯誤かもしれませんが…ないとは限りません。

独自ルール

お正月には親戚一同が集合するなど、独自の行事に参加する必要があったり、子供に大卒が当然という考えだったり、子供の習い事まで決まっていることもあります。

そのため、自分たちの希望やスケジュールを調整することが求められるかもしれません。

家族とのかかわり方の価値観は、交際中に確認すべき必須事項のひとつです。

克服できるデメリットでもある

上記の通り、高い家柄のお相手との結婚には様々な課題が発生する可能性があります。

もちろん、先述した通り、これらの傾向は古いものです。対してこれから家族を作っていく二人は、未来をみるもの。

お相手のご両親や親せきとのコミュニケーションと理解が深まることで、これらのデメリットを克服することができるでしょう。

矛盾するようですが、お相手家族と仲良くすることで、距離を置くことも出来るかもしれません。

《番外編》男性医師は、婚活しているのに結婚しない？

高収入で家柄もよく、社会的ステータスが高い職業といえば、医師です。

家柄の話に触れましたので、ついでというわけではないのですが、、、男性医師の婚活にみられる傾向を追記しておきます。

私の主観ですので、「こういうケースもあるんだな」くらいで参考にして下さい。

40代の医師は結婚しない？

この業界に入ったころ、婚活カウンセラーの先輩から、「40代過ぎた男性ドクターは、なかなか結婚しないのよ～」と聞いたことがあります。

当時は、半信半疑でしたが、この業界に長く身を置き、『なるほど、確かにそうかも』と思うようになりました。

ひなたのご縁でも、40代医師と何度もデートを重ねていたのに別れてしまった方や、真剣交際に進んだけど、うまく行かなかったケースもあります。

かといって、お相手の40代医師男性が、遊び目的だったという訳ではありません。

遊び目的なら、結婚相談所で婚活するメリットはないですよね。

結婚しないのは、希望が高すぎる？

ではなぜ結婚の決断をしないのか。お相手女性への希望が高すぎるのも一因です。

40代になっても20代女性を希望したり、容姿や教養まで高望みしますが、現実的に、交際となるのは、離れていても10歳年下が限度でしょう。

希望にそぐわなくても、お見合いをして、予想以上に惹かれるのが普通です。

いざ結婚となると「もっといい女性がいるのではないか」という考えが頭をよぎることもあるかもしれません。

それでも多くの男性は、「今、向き合っている女性を大切にしていきたい」と考え結婚します。

40代男性医師は、このタイミングで別れを選択してしまうことが多いように感じます。

結局今のままがいいと思い直す

そもそも、結婚相談所に登録している以上は、結婚の意思はキチンとあります。

ですが、社会的地位やお金も満たされている40代医師は、結婚してからの未来よりも、すでに満たされている現状を選択してしまうのかもしれません。

結婚が現実味を帯びると、結婚への段取りが面倒と感じる

医師の場合、親兄弟も高学歴で、医師や教育関連に就いているケースが結構あります。
期待も大きく、親戚への報告や結婚式の段取りなど、面倒に感じてしまうのかもしれません。

また医師は、他の高収入職の中でも忙しい職業のひとつです。

華やかなイメージとは裏腹に、仕事は非常に忙しく、夜でも病院に呼ばれることもあります。

だからこそ、結婚相談所で効率よく婚活しているのですが、いざ結婚となると結婚への段取りの時間を作ったり、毎日のルーティーンを変えるのに抵抗があると考えるのではないでしょうか。

そのため、40代医師が結婚するとしたら、同じ職場の看護師で大きい年下の女性というケースが多いように感じます。

結婚すればスペックよりも居心地

結局のところ、ハイスペックとなる高年収も高学歴も容姿も、結婚してしまえば、たいして気にならなくなるでしょう。

お金の心配がないのは、それは本当に素晴らしい。でも、収入の範囲で工夫してやりくりすれば、きっと楽しいはず。

学歴は結婚生活の中でなんの役に立つのでしょう。高学歴よりも社会的常識のほうが重要です。

容姿は、今はよくても、いずれ必ず劣化しますし、あなたもそうです。

だとしたら、そういったスペックよりも

• 自分と家族を大切にしてくれる
• 一緒にいて楽しい

そういうことこそ重要です。

庭つきの豪邸でも、旦那と過ごす時間が少なかったり、高級車に乗れても、家族でお出かけがなければ寂しいですよね。

ハイスペックかどうかも、メリットもデメリットも関係なく、彼の内側を大切にすることで、あなたの幸せは切り開いていけると思います。

人生にトラブルはつきもの。トラブルにうまく立ち回れて、対処できる男性こそ、ハイスペックではないかと思います。

そして、トラブルが起こった時こそ、パートナーである奥様の存在が大きな意義となります。