《女性向け》どうする?女ごころを理解できないカレへの対処法
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付き合ってみたら、彼氏が『女ごころが分からない人だった』ということもあるでしょう。
《最終更新:2023年7月1日》
男性のちょっとした言動で、傷ついたりイラッとしたり、不快感を感じた経験があるかもしれません。
それとは反対に、はっきりとした言動が欲しいと思っている場面で、曖昧な言葉が返ってきたり、無反応やスルーなんてこともあったり…。
そういうことが積み重なると、交際を続けることにストレスや疲れを感じるようになるでしょうし、心の距離がどんどん離れて行ってしまいます。
『女ごころが分からない』男性が、必ずしも『思いやりがない』というわけでもないのに、それをきっかけに関係性が悪化してしまうのはもったいないですよね。
そこで今回は、女ごころを分かってくれない男性との交際について書いていきます。
あなたの気持ちを理解してくれない男性心理を知り、どうすれば理解してもらえるかをお伝えできればと思います。
目次
《どれ?》女ごころが分からない3つの理由
女ごころが分からない男性の背景には、3つのパターンがあります。
1. 女性との関わりが少なかった
一番に多いのは、あまり女性との関わりがない人だと思います。
周りがほとんど男性の環境で育ったり、女友達が少なかったり恋愛経験があまりないなど、関わることがないからこそ分からないという人。
それまでの人生で必要が無かったから不足していたり、自分の言動に対する女性の反応を知る機会が少なかったということです。
経験や情報不足が原因ですから、お付き合いを続ける中で、これからの伸びしろはあります。
2. 理解しようとする気持ちが足りない、もしくは、ない
女性に対しての思いやりや女性の気持ちや考えを尊重することに欠けている方です。
自分が女性にした言動に対する反応に鈍感になりますし、自分勝手な言動になってしまうでしょう。
例えば、『亭主関白』や『女性は三歩後ろを歩け』という昔の言葉は、本来は、夫が家族に対して強い愛情と責任感を持っていることや自分が前を歩くことで女性を守るという意味でした。
ですが、男性の権力や支配力として捉えているような人も少なくなく、男尊女卑や女性蔑視な考え方が頭のどこかにある男性です。
女性を自分と同じ目線で敬ったり、自分が逆の立場だったらという視点で考えることができなくなります。
3. 指摘されることが少なかった
先述した、周りの環境による経験や情報不足とはまた別のパターンです。
- 男性が優位な立場でお付き合いをしてきた
- 女性が思ったことを発言しにくい職場や家庭の環境で過ごしてきた
要は、女性側がその男性に本心を言えないような『不利な関係性』でのお付き合いが多かったのかもしれません。
女ごころが分からないような言動があっても、女性からネガティブな反応が返ってくることが少なかったり、笑って済まされていたということです。
悲しいことに、指摘される機会を失っているだけではなく、それでも大丈夫なんだと勘違いしてしまったり、間違った解釈をしてしまうのです。
女性がその方に対して諦めてしまっている場合にも、指摘されることはほとんどなくなるということもあります。
日頃のコミュニケーションで、女ごころが分からない以外の点でも女性から距離を置かれてしまうようなキャラクターや関係性が確立されてしまっている場合です。
原因を知ることで
女ごころが分からない男性には、以上のような背景があるので、どのタイプかを見極める必要があります。
その人の女性に対する姿勢・接し方などが垣間見える場面があるでしょう。
または、『兄弟姉妹や通った学校・習い事・職場などの男女比』など、会話の中で分かることもあるはずです。
『女ごころ分からない』原因がどこにあるのか、彼の言動をよく観察してみたり、原因を探るための質問をしてみることです。
男性と女性の考え方の違い
例えば、ショッピングデートで、男性は買い物をすることをメインに考えますが、女性は、一緒に選んだり、途中カフェでお茶をする時間も大切にします。
また、男性同士と女性同士のコミュニケーションの取り方にも違いがあったり、不快に感じたり傷ついたりすることの基準や相手の言動に対する捉え方も違います。
男性と女性では考え方が違うため、価値観に違いが出てくるのは仕方ありません。
しかし、ある程度の恋愛経験を経たり、異性と関わる機会が増える中で、男性も女ごころが理解できるようになっていくものです。
とはいえ、性別も育ってきた環境も違う人間同士ですし、婚活の場ではなおさら、お互いを理解し合う姿勢や自分を知ってもらう努力は不可欠。
それまでの自分の中の『普通』や『当たり前』が、初めて会う人との間ではそうでないこともあります。
女ごころが分かってないなと感じる場面があれば、少しでも伝わるように女性側も分かりやすい言動や気持ちを伝える場面を増やす必要もあります。
あなたの気持ちを理解してもらうには
まずは自分の気持ちを言葉にしてみよう
彼に対して様々な不満や分かって欲しいことがあったりしますよね。
でも、あなたが自分の気持ちをほとんど言葉にしていないのであれば、彼が分からないのも仕方ないかも。
もし、あなたが逆の立場だったら、伝えていないことを理解したり、察して行動したりするのは難しくありませんか?
だからこそ『このときはこうして欲しい』ということや『こういうときにこういう気持ちになる』ということなどを、まずはしっかり彼に伝えてみてください。
相手に変えて欲しいということがあるのならば、相手にばかり変化を求めるのではなく、あなた自身も何かしら言動を変えてみることも必要だと思いませんか。
その上で、彼の言動がどう変化するのかをチェックしましょう。
カレの気持ちも理解しよう
お相手男性もあなたと同じ気持ちかもしれません。
LINEであなたからの返事が遅くてヤキモキしたり、あなたからの愛情表現を待っていたり。
女性っぽいと思われるかもしれませんが、その感情は男女関係なくあるものです。
『女性が求める言動』=『男性が求める言動』だったりします。
あなたが求めることは、ご自身も彼にした方がいい場面もあるはず。
ツンデレって言葉もありますが、時にはデレてあげましょうね。
理解する気がないなら
「自分の気持ちを伝えても、彼が理解してくれない!」ということもあるでしょう。
彼にとっても全てを理解して、自分を変えるのは難しいことです。
あなたが言ったことを全て受け入れて欲しいと思うのはワガママですし、あまりにも要求が過剰なものであれば、断られるのも当然でしょう。
ですが、理解しようとしたり、変わろうとする姿勢が見られない場合は、彼は自己中心的な性格なのかもしれません。
自分の幸せを第一に
別れの選択肢
愛情がなければ、あなたの気持ちに応えてくれませんよね。
今のままで将来を考えるとすれば、この先もそれ以外のことでも、分かり合えない・歩み寄りが出来ないことが起きるでしょう。
そのため、このような場合は真剣に別れを考えたほうがいいです。
あなたが自分の気持ちを伝え、お願いをしているのにそれを無視するということは、今後一緒にいても悲しい思いをしたりストレスを感じるだけ。
一緒にいても幸せにはなれません。
状況が改善しない場合は、別れを決断するのも選択肢のひとつ。
どんなに自分が努力をしても悲しい気持ちになる場面が多かったり、一緒にいることがストレスになるのであれば、結婚生活でもあなたの精神的な幸せは少ないでしょう。
それでもあなたはその状況を受け入れ、我慢するという考えになるかもしれません。
結婚に求める幸せのかたちは人それぞれです。
しかし、現実的に考えて、彼との結婚生活を想像したとき、これから先何十年も耐えられますか?
自分自身のためにも早めに別れたほうがいいです。
すぐに諦めないこと
相手が、『女ごころがわからない人』だからといって、別れるのはもったいないですよね。
解決策や対処法は、相手にちゃんと言葉で伝えることです。
きちんと気持ちを伝えたり、彼に改善を促す努力をしたりすることです。
お互いに気持ちのいい時間を過ごすためにも、不機嫌になったり感情的になるのではなくて常に言葉で伝えることが一番。
そうすることで、状況が良くなり、お相手が女ごころが理解できる最高のパートナーになるかもしれません。
しかし、どう頑張っても状況にも彼自身にも改善が見られないようであれば、別れを考えてみましょう。
あなた自身の幸せを第一に考え、彼のために心が疲弊したり消耗したりする時間は長引かせないことです。
今回のポイント!
女ごころが分からない男性には、
- これまでのカレの人生で、以下の3パターンがある
①女性との関りが少なかった人
②女ごころを理解しようとする気持ちが足りない人
③指摘されることが少なかった人 - 女ごころが分からないのはなぜか、背景を知ったうえで男性に分かりやすい言動や気持ちを素直に伝えてみることを心がけてみる
- それでも男性に変化が見られない場合は、別れを考える必要がある
- あなた自身の幸せを第一に考え、彼のために心が疲弊したり消耗したりする時間は長引かせないこと