いい人なんだけどLINEがオジサン構文!解決方法は?
LINE
オジサン構文

ひなたのご縁の会員様からの相談にお応えする『一問一答』です。今回は仮交際で悩む女性からの相談です。
30代前半R那さまからのご相談

- ポイント1:お相手40代前半。好条件に加えて、容姿もタイプ。話していても楽しい
- ポイント2:オジサン構文が苦手で、ついLINEの返信が遅くなってしまう
- ポイント3:なぜ彼がオジサン構文になるのか分からない
- ポイント4:本人は自覚がない様子で、どう伝えればいいのか悩んでいる
婚活中、「この人、素敵だな」と思えるお相手に出会えたら本当に嬉しいものです。会って話しても楽しく、性格も誠実そう――でも、LINEだけがなぜか引っかかる…。


絵文字や顔文字、記号が過剰で、文章のテンションも妙に高め…。

今回はこの「素敵なのにLINEが惜しい!」というお悩みに、解決のヒントをお届けします。
目次
オジサン構文ってナニ?

数年前からSNSやネットニュースでも話題の「オジサン構文」。
婚活の現場でも、知らず知らずのうちに使ってしまって相手を戸惑わせるケースがあります。
一言でいうと、「絵文字・顔文字・語尾のクセが強すぎるLINE文」のこと。
送った本人は親しみや可愛さを出したつもりでも、相手からは“古くさい”“距離感が近すぎる”と感じられてしまう場合があります。
オジサン構文を使ってしまう男性心理

- 若い頃のメール文化の名残で、そのままの文体が定着している
- 親しみを持ってほしくて、つい装飾を多くしてしまう
- 短文だと冷たく感じられるのが怖くて、過剰に盛ってしまう
少し詳しく解説しますね。
1. 好かれたい気持ちの空回り
「せっかくのチャンスだから、楽しい人だと思われたい」「距離を縮めたい」という気持ちが強すぎて、無意識にテンションを上げた文体になってしまいます。

2. 沈黙への不安
関係が浅い相手とのLINEは、返事が遅いと「興味がないのかな?」と不安になりやすいもの。
その不安を埋めるために、文章を派手に装飾して“会話を盛り上げている感”を出そうとします。


「これで伝わるかな?」「変に思われないかな?」と悩んでいるのかもしれません。
LINEでのやり取りのコツについては、また別の記事で詳しく解説していきますね。
3. 若さアピールのつもりが逆効果に
「自分はまだまだ若々しい」「ノリがいい」と思ってもらいたくて、昔の携帯メール時代の感覚で文を飾ることがあります。
しかし、その装飾が現代のLINE文化では“古くさい”印象になってしまう場合も。

4. 本音を直接言えないため、装飾でごまかす
好きな人には素直な気持ちを伝えるのが恥ずかしく、文字にしたときの照れを絵文字や記号で薄めようとします。
これが結果的に「オジサン構文」の形に。
婚活初心者に多い傾向も

特に婚活初期や、久しぶりの異性とのやりとりでは、「かわいい」「楽しい」=「好印象」と思い込みがち。
女性にどう受け取られるかまでは意識が回っていないケースもあります。
そうなるとオジサン構文が相手にとって読みにくいとか、イマイチな印象になることに気づきません。
だから本人は悪気なく使ってしまうことがほとんど。
でもこれは経験不足と慣れの問題なので、焦らずやんわり伝えれば、だんだん自然なLINEになっていきますよ。
オジサン構文は時間が経てば落ち着く
おじさん構文を使う男性も、時間が経つにつれて自然な文章に変わっていくことがほとんど。
彼がオジサン構文を使うのは、あなたに特別な気持ちがある証拠。

その理由と見極めるポイントをわかりやすく解説します。
1. 交際初期は「良く思われたいモード」
知り合って間もない頃は、相手に好印象を与えようと張り切りがち。
先述した通り、年上男性の場合、「若く見られたい」「親しみやすいと感じてもらいたい」という気持ちからオジサン構文になります。
これはいわば出会い後の“初期のハイテンション期間”。本人も無意識でやっていることが多く、関係が落ち着くと自然にトーンダウンします。

2. 関係が安定すると「素の文章」に戻る
何度も会い、信頼関係ができると、「LINEを頑張らなくても好かれている」という安心感が生まれます。
その結果、絵文字や記号を多用する必要がなくなり、文章がシンプルで自然なスタイルに戻ります。
これは「恋愛初期のテンションが落ち着く現象」の一つでもあります。
3. 相手の反応から学習する
多くの方は、LINEの雰囲気を相手に合わせていきます。
例えばこちらがシンプルな文面で返していれば、彼も少しずつ同じようなテンションや書き方に寄せてくることが多いです。


すぐ直らなくても大丈夫
初期のオジサン構文は、相手があなたに対して好意的である証拠でもあります。
むしろ「頑張ってくれているサイン」と捉え、すぐにやめさせようとせず、関係性が深まるのを待つのも一つの手です。

でもやっぱり気になる方がほとんどですよね。LINEが原因で好きになれないこともあるかも。

そういった場合、やんわりと「シンプルな文章が好き」と伝えるのが効果的です。
「オジサン構文」をやめてもらうやんわりテクニック
そもそもおじさん構文が続くと、好きの気持ちにもなれない女性も多くいらっしゃいます。

相手にとってもLINEを盛り上げていきたい気持ちが強くあるので、ハッキリ言ってもらった方が嬉しいのですが、伝え方って難しいですよね。
1. ほめてから希望を伝える
人は最初に褒められると、その後の提案も受け入れやすくなります。
「いつも丁寧にメッセージ送ってくださってありがとうございます😊
○○さんの文章、絵文字なしでも読みやすくて好きですよ」
こんなふうに伝えると、「じゃあちょっと控えてみようかな」と思ってもらいやすいです。
2. 自分の好みとして伝える
相手を否定せず、「私はこういうのが好き」という形なら角が立ちません。
「○○さんのLINE、短めのほうがシンプルで好きです」
「絵文字少な目の方が、大人っぽくて○○さんらしいですよ」
“絵文字なし=大人っぽい=褒められた” という流れを作るのがコツです。
3. 軽く笑いを交えて触れる
仲が深まってきたら、ちょっと冗談っぽく伝えるのもアリです。
「○○さんのLINE…平成初期🤣」
「これって“オジサン構文”ってやつですね?」
※もちろん、冗談が通じる関係性になってからにしましょう。
4. 自分のスタイルに合わせてもらう
自分がシンプルなLINEを続けて送ると、相手も自然と合わせてくれることがあります。
「言葉はシンプルに、気持ちはたっぷり」でやり取りを続けてみましょう。
一番早いのは担当の婚活カウンセラーに相談
結婚相談所での出会いなら、実は一番早くて安心なのが担当カウンセラーに相談すること。
担当が違っていても、こちらから相手の担当カウンセラーへうまく伝えてもらえます。
もちろん、女性側からのリクエストだと悟られないよう配慮してくれます。
たとえば…
- 「最近のLINEのやり取り、ちょっと見せてもらえますか?」
- 「40代男性の方には皆さんに注意喚起しているんですが、○○さんは大丈夫ですか?」
こんな自然な形で伝えてくれるので、相手を傷つけずに改善してもらえます。

お二人の幸せを願う気持ちは、私たちカウンセラーは同じです。だからこそ、状況をお伝えすれば、ちゃんと対応してくれるものですよ。
オジサン構文を理由に交際終了はもったいない
婚活で出会った相手のLINEが「オジサン構文」だったために、交際を迷う方も少なくありません。
ですが、これは本質的な人柄や相性を見誤るきっかけになりがちです。
「オジサン構文」も見方を変えれば長所かも
オジサン構文を使う男性は、若い女性とのやり取りに慣れていないことが多いもの。

むしろ、年下女性の扱いに妙に慣れている男性よりも、誠実さや真剣さが感じられるという見方もできます。
1. 本当に大切なのは「中身」と「相性」
LINEの文章のクセは、あくまでコミュニケーションの一部分に過ぎません。

2. オジサン構文は時間とともに自然に変わることが多い
先述した通り、初期の緊張や好印象を得たい心理からくるオジサン構文は、関係が深まると穏やかな文章に変わっていく傾向があります。
交際終了を急ぐ前に、少し時間をかけて様子を見ることをおすすめします。
3. 「オジサン構文」以上の魅力がある可能性が高い
会って話して楽しい、価値観が合う、誠実な人柄が伝わるなど、LINE以外で感じる良さを大切にしましょう。
文章だけで人を判断すると、素敵なご縁を逃すリスクがあります。
まとめ
オジサン構文を理由に交際終了を決めるのは、もったいないことが多いです。
文章の癖はコミュニケーションの一面であり、時間とともに改善されることも多いので、まずは中身や相性を見て関係を育てることを大切にしてください。
素敵なご縁を見逃さないためにも、焦らずじっくり相手を知る視点を持ちましょう。
