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婚活ブログ

《婚活一問一答》遠距離恋愛で交通費&デート代の負担が大きい、割り勘もアリ?

お見合いハウツー

お見合い質問

プロフィール

ひなたのご縁の会員様からの相談にお応えする『一問一答』です。今回は遠距離恋愛中の男性からの質問です。

30代後半T史さまからのご相談

福岡のお相手と仮交際中です。これまで3回のデートをしましたが、全てお相手の居住地まで私が赴き、デート費用は全て私持ちです。そろそろ金銭的にきつくなってきました。
  • ポイント1:お相手への気持ちは高く、真剣交際を考えている
  • ポイント2:福岡までの交通費+デート費用で、一度のデートに2万円強は必要
  • ポイント3:自身からお支払いをして欲しいとは言いだしづらい
これまでの3回のデートで6万円強がかかってしまったそうです。「これでうまく行かなかったら…」と不安になるのは普通ですよね。

これまでの遠距離恋愛の成婚事例も振り返りながら、お答えしていきますね。

遠距離交際での女性の方の心構えについても触れていますので、是非女性にもご覧いただきたい記事です。

デート費用の割り勘はアリ?

男性が全額もしくは多く支払いするのが一般的だが…

昨今、価値観にも大きな変化が訪れていますが「デート代は男性がだすもの」という考え方はまだまだ存在します。

ですが、男性が多く払うのが一般的であって《全て男性が負担、女性が支払を一切しない》のは一般的ではありません。

男性は「女性に喜んで欲しい、女性によく見せたい」という心理が働きお支払いをします。スマートに会計を済ませると頼もしさも演出できます。
女性も「嬉しい、頼りがいある」と感じるようですが、割り勘を希望する女性もいらっしゃいます。

婚活でデート代の支払いを《男性が行うメリット》《割り勘にするデメリット》について整理してみますね。

男性が支払うメリット

  • 相手に自身の真剣さを伝えられる
  • 好意を感じてもらえそう

男性が支払わない(割り勘をする)デメリット

  • 他の男性ライバルと比較されてしまう
  • デートへのテンションが下がる可能性がある

割り勘を希望したくても、デメリットを考えると躊躇(ちゅうちょ)してしまうのは当然です。

お互いの居住地が近ければ、飲食費だけですからそこまで負担にはなりませんが、遠距離恋愛では交通費が上乗せされてしまうので、大きな出費となってしまい悩ましいですよね。

わずか2,3時間のデートに対し、往来の時間が大きいのもストレスに感じる要因のひとつです。

年齢差、年収差を考慮する

男性も支払いがかさんでくると、「お互いが対等な関係を築くためにも、割り勘が望ましいのでは」とお考えに至るかもしれません。

ただし、一般的に男性のほうが収入が高く、お相手女性との年収差が大きければ、男性が多くお支払いし続けるのは自然な流れとも言えます。

収入に違いがあれば、同じ金額でも負担の割合は異なります。

例えば、

  • 月収35万円の男性にとって、1万円は、男性月収の1/35(2.8%)
  • 月収20万円の女性にとって、1万円は、女性月収の1/20(5%)

言い方を変えれば、月収35万円の男性にとっての1万円は、月収20万円女性にとっては1万7500円(※35万円×5%)に相応します。

また年齢差も考慮した方がいいでしょう。

5歳以上年下の女性に、割り勘を提案するのはなんとなく心苦しいと感じますよね。

結婚相談所で金銭負担の考え方

年齢差や収入差があればご自身が支払うのも仕方ないかと思います。

ですが、今回は宮崎-福岡の遠距離。支払金額に交通費が上乗せされてしまうのが問題です。

割り勘提案は、男性側からは言い出しづらいもの。

割り勘提案をしないのであれば、以下の3つの選択肢があります。

1.デート回数に限りがあると割り切る

結婚相談所の恋愛は、結婚というゴールが明確、交際期間は半年という定めがあります。

一般的な恋愛であれば、いきなり遠距離ということは少なく、男女いずれかの転勤で離ればなれになるケースが多いと思います。
お付き合いしている関係ですし、ある程度彼女側が支払うのも普通でしょう。事実、遠距離恋愛がうまくいかない要因には、金銭負担の大きさはよく聞く話です。

何年も遠距離がつづくかもしれない一般的な恋愛とは別モノです。

真剣交際になり、結婚の意思が固まるまでには期限もあるため、回数にも自然と限りが出てきます。

  • プロポーズまで最長半年。福岡に行く回数には限りがあるし、どんな多くても10回はないだろう。
  • 結婚となれば、宮崎での居住をしてもらう訳だから、今は自分が足を運ぼう。

さらに、結婚後は女性側が男性の居住地に移住するケースが多いようです。女性にとっては現在の職場や友人と離れて、宮崎に移住するのはデメリットが大きいですよね。

それほど、大きな決断をさせることになるので、割り切って福岡までいくのもありかもしれません。

そう考えれば、割り切れるかもしれませんが、頭では理解できていても心がついていかないということがあります。

支払いを続けることが不安になっているのは、自分の相手への気持ちが前向きではない場合、さらに相手から好意を感じない場合です。

1.2回のデートで交際継続を見定めてみる

お互いに好意が芽生え、恋愛感情が強くなれば、交通費もデート費もストレスに感じにくくなってきます。

交通費は手痛い出費ですが、帰り道に「楽しかったな」「喜んでもらえてうれしい」「次が楽しみ」そう振り返られるならば、納得できる出費でしょう。

  • 相手女性が魅力的、なんとしてもうまく行きたい
  • 相手女性も自分に惹かれている印象がある

この二つがそろって初めて交通費を含めたデート代が見合った【対価】として支払いができます。

そのため、2回のデートでまず一度見極めてみてはどうでしょうか。

  1. 《初回デート》自分が好きになりそうな相手かを判断する→OKならば2回目へ
  2. 《2回目デート》自分に脈がありそうかを判断する

相手女性に強く惹かれているなら3~4回頑張って通ってからの判断でもいいかもしれません。

お相手女性もご自身が遠くから会いに来てくれれば、嬉しいのは当然です。

であれば、相手からご自身に、割り勘提案などのアプローチがあるはずです。

2.女性からのアプローチを待つ

もし相手女性が自分に好意があれば、宮崎でのデートの話もでてくるでしょう。

男性居住地は、女性がいつか移住するかもしれない場所。どのような場所かを早めに知りたいと考えるでしょう。

気になれば、行ってみたいと言うのは当然です。相手から「私も宮崎に行くよ」と打診があるでしょう。

もちろん女性側が男性の居住地に行きたいと思っていても、スケジュールが合わないこともあります。

女性も「来てもらってばかりで心苦しい」と感れば、

  • 交通費は割り勘にしたい、次の交通費は自分(女性側)が払いたい
  • デート飲食代は、自分が支払いたい

といった、提案があるはずです。

こういった提案があれば、相手女性の真剣さも感じられ、支払に対して前向きになれるでしょう。

逆に、容姿がタイプで話が楽しくても、『うまく行かなそう、相手があまり自分に興味がなさそう』と思ったり、『おごってばかりで金銭的にきつい』と感じれば、早々に撤退することも大事です。

結婚相手としての見極めをする

男性に支払いをまかせっきりにする女性は結婚相手として大丈夫か

女性もあなたに好意があるのもにかかわらず、交通費含めて男性に支払いを全て希望する女性。例えどんなに惹かれていても、結婚相手としてあなたに合う方でしょうか。

男性が10歳以上年上だったり、ずいぶん高収入であれば大丈夫かもしれません。

結婚後に専業主婦となればまた別の話ですが、現段階はお相手女性も収入があるはずです。

容姿や年齢は、恋愛対象として十分な理由かもしれませんが、結婚にはもっと大事なことがたくさんあります。若く美人だからといって、結婚したい相手とまではなりません。

自身に収入がありながら「男性が支払うのが当然」という考えの女性の婚活はなかなか難しそうです。

割り勘希望の女性もいる

中には、交通費はもちろんデート費用も「割り勘がいい」という女性も意外に多いです。

「いつも彼がご馳走してくれるので心苦しい、何かお礼がしたい」といった相談もよく受けます。この相談については近日中にまとめますね。

さらに、男性から「彼女が支払いを任せない姿勢に惹かれた」という声もいただくことがあります。

男性側が女性の支払いを拒んでも、きちんと丁寧にお礼を言い、デート後のLINEでもお礼を伝えるのが女性側のマナーです。

割り勘提案方法は

根本的に解決するならば、現在の交際費用を相手に少額でも負担してもらうことです。

自分の金銭事情に限界を感じて交際終了を考える前に、でもその前に伝えてみませんか?

あまり深刻に話さないで、「ちょっとキツクってさ…(笑)」と切り出してもいいでしょう。

お相手女性は、「もっと早く言ってよ~!!ごめんね!」と答えてくれると思います。

ですが、直接話す以外にも、

《担当婚活カウンセラーを通じて伝える》

といった方法があります。

私から現在の状況をお相手担当の婚活カウンセラーに伝えます。

婚活カウンセラーを通じて話せば、ご自身から相談があったことは伝わりません。

私も遠距離恋愛中の女性会員には、「遠距離で交通費を支払ってもらっているんだから、食事はご自身が支払うように提案してみてね」と伝えています。

お相手担当もそのように、アドバイスしてくれるはずです。

結婚相手の金銭感覚の相性

結婚においては、金銭価値観の相性も大事です。

いつも贅沢を欲している人もいるでしょうが、収入が見合っているなら他人にどうこう言われる筋合いはないでしょう。

ですが、何かにお金を多く使いたいなら、節約も必要というのが普通の考え方ですよね。

デートのお店を決めようとする際に「私はもっとリーズナブルな方が緊張もしなくていい、ゆっくり話せて美味しいお店ならそこがいい」と言われると男性って喜びます。

ポイントは「○○でいい」ではなく「○○がいい」です!という言い方。妥協ではなく、本心から希望していると伝えたいものです。

そんな女性だと、男性がお支払いしたい!と感じさせてくれますよね。

同様にお相手女性も、男性の金銭感覚を観ています。贅沢ばかりさせてくれる男性が、結婚相手の理想というわけではなないんです。

相手に気持ちが知りたいなら婚活カウンセラーに相談

相手からの好意が分からないままデート費用の負担が続くのは、ストレスになります。

でも相手の好意がどうなのかは、分かりにくいものです。

それなら、担当の婚活カウンセラーに現在の相手の心境を確認してもらえば話が早いです。

実はいつもお支払いをしてもらっていて、心苦しく感じているのかもしれません。

一度提案した時に、男性がついつい「好きな女性に支払いしたいから!」といってしまったばっかりに、ずっと支払うことになってしまった例もあります。

気がないと仰る相手であれば、すっぱりと終了して次の恋に投資した方がいいですよね。

今回のポイント!

遠距離交際で男性の出費の考え方は、

  • 結婚相談所には交際期間に限りがあるため、デート回数にも限度がある
  • 二回目までは男性が交通費+食費を負担する気持ちで
  • 二回のデートで相手に惹かれそうか、相手から好かれていそうかを考える
  • 女性が「私が行くよ?」と言ってくれるのは好意があるから
  • 女性の性格や金銭感覚を見極めるヒントにもなる
  • 支払い依存し続ける女性との結婚が難しいなら、好きでも諦める