婚活男性必見ガイド《前半》:トップスタイリスト直伝の第一印象を変える「モテ服鉄則」

皆さまご存知の通り、婚活やデートの場面で相手に与える第一印象は、会話よりも前に「身だしなみ・服装」で決まります。
「何を着ればいいのか分からない」「オシャレに自信がない」という悩みを抱える男性は少なくありませんが、服装はほんの少しの工夫で印象が大きく変わるもの。
そこで今回は、芸能人やスポーツ選手のスタイリングを数多く手掛けてきた スタイリスト石井大介さん に直接お話を伺いながら、婚活男性に役立つファッションのポイントをまとめました。
石井さんはテレビやCM、雑誌でも活躍されており、特に「ブランディングプロデュース」に定評があります。
「いまの時代に合った見せ方」をつくるのが石井さんの得意技。ファッションを通じたブランディングプロデュースは、企業CMに次々と起用される理由のひとつです。
単なるトレンド解説ではなく、婚活やデートというリアルな場面で女性から「好印象」に映るスタイルをご紹介します。


また石井大介さんはIBJの会員向けにファッションセミナーを開催しており、今回は2025年8月に行われたセミナー内容に沿ってお届けします。

ファッションに詳しい方でも、新しい発見や気づきがきっとあるはずです。
記事の最後には、石井大介さんによるパーソナルスタイリングをお得に体験できる特別プランもご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
服は8割、洋服が第一印象に関わる割合が高い

ファッションは、セルフブランディング


だからこそ、スタイリストの役割が大きいのです。
ファッションは単なる「服選び」ではなくブランディング。
例えばCMで「レクサス」のイメージを演出する時、車そのものだけではなく、背景や出演者の服装などすべてがブランドを形作るそうです。

婚活のファッションでも同じことが言えます。
つまり、まずは自分を知ることがセルフブランディングの第一歩です。
- 自分の問題点を知る
- 自分の長所を知る
この二つを整理することで、自分をよりよく見せるための方向性が見えてくるそう。
さらに大切なのが、「どんな女性に出会いたいのか」というターゲットを明確にすることです。
爽やかで誠実に見られたいのか、頼りがいのある男性に見られたいのか。それによって選ぶ服装やスタイルは変わってきます。
つまり、
- 自分を知る
- ターゲットを明確にする
- そのうえで魅力を伝えるスタイリングを整える
この流れこそが、婚活における自分自身のファッション、セルフブランディングの基本です。
モテる服より大切なこと

婚活におけるファッションで一番大事なのは「高いブランド服を着ること」ではありません。まず何よりも大切なのは 清潔感 です。

美容師はプロなので、真剣に相談すれば必ずあなたに似合うスタイルを提案してくれます。
美容師さんや洋服屋さんにいくら相談しても金額は変わりませんしね。

ヘアスタイルに加えて、眉毛のお手入れも今や婚活男性の基本になりつつあります。
ほんの少し整えるだけで顔の印象がグッと引き締まります。

バーバースタイル(美容室でなく、理容室)で大人っぽさを演出するのも好印象でそうです。

NGな身だしなみポイント



シルバーアクセやパワーストーン数珠のブレスレットは、好きでも初対面では外しておくのが無難だそうです。

ニオイ対策も欠かせません。汗の季節は脇汗パットなどの便利グッズを活用し、清潔な印象をキープしましょう。
ファッションは演出ですが、その前提に「清潔感」がなければすべてが台無しになってしまう――これが婚活ファッションの大前提です。
モテる服の基本は『シンプル+α』

第一印象でダサい!NGを出されたらそこで終わってしまいます。
分かりやすくNG例を出しながら、説明していきますね。
カジュアルシャツのNG例
- チェックのシャツ
→ 色が多く入りすぎて悪目立ちしやすい。どうしても着たい場合は、モノトーンでインナーに隠す形ならOK。 - プリントTシャツ
→ 子供っぽさが出やすく、初対面では避けるのが無難。 - ピチピチ・だぼだぼ
→ ジャストサイズで、程よいゆとりを持たせるのがベスト。特に30代は体型が変わりやすく、太ももやお尻周りがピチッとなりやすいので注意。 - ブランドロゴが目立つ服
→ ファッションに自信がない方やお金がある方はついブランドロゴに頼りがちですが、婚活では目立ちすぎると逆効果。ターゲットによっては惹かれる女性もいますが、基本は避ける方が無難です。インナーとして使う分にはOKです。
詳しく解説していきましょう。
NG①色を使いすぎている→ベース2色+差し色1

婚活やデートで好印象を与える服装の基本は、シンプルだけど+αの工夫があることだそうです。
オシャレしようと思うと、色をたくさん取り入れがちな傾向があるそう。
上級者になると、色や柄をたくさん使ってもうまくまとめるが出来ますが、まずは色の数を抑えてみましょう。


夏はベース2カラーでも爽やかに見せることができます。
TPOに合わせて快適に過ごせる服装で、清潔感や爽やかさを意識しましょう。

ちなみに、今日石井さんは、2色ですがシャツに織の入った、キューバシャツを取り入れていました。さりげない+αの工夫の好い例です。
NG②チェックシャツ→着ない方が無難



アウトドア感やロック感、休日のお父さん感も出やすく、子供っぽい印象になってしまうのも一因だとか。

このように、モノトーンのチェックをインナーとして着ると、きれいに見えますね。

NG③サイズ感が合っていない


30代で体型が変わることが多いんですが、その場合、太もも周りやお尻などピチピチになってしまったりしまって、目も当てられなくなります。

例えばジャケットは肩が合っているのが前提。肩を合わせた上で形で選ぶのがいいそうです。

ピチピチでもダボダボでもない、少しゆとりあるサイズ感がいいようですね。
NG④ブランドのロゴモノ

例えば、ブランドの目立つロゴも女性ウケ悪い例ですね。


もちろんブランドが悪いという訳ではありません。ブランド物は、品質もいいし、世界のデザイナーが作っているので素晴らしいものあります。
ブランドを着ていると自信になるのであれば、もちろんいいことです。ターゲットの女性によっては、プラスになることもあるそう。

ロゴモノを入れるのであれば、上の画像の右端などインナーにさりげなくがいいですよね。ロゴに頼らず自信を持ってもらえればと思います。

ポイントまとめ!
婚活ファッションは、ブランドや流行よりも 清潔感・体型に合ったジャストサイズ・色のまとめ方 が印象を大きく左右します。
-
ベース2カラー+差し色1でまとめる
-
シンプルを基本に+αで工夫
-
NGはチェックやプリントT、ピチピチ・だぼだぼ、目立つブランドロゴ
-
ジャケットは肩フィット+程よいゆとり
-
TPOや体型に合わせて調整する
体型別ファッションアドバイス①太っている・やせ型

太っている人

太めの体型はどうしても体のラインが出やすいですが、工夫次第でスッキリ見せることが可能です。


さらにストライプ柄だと縦長効果があり、爽やかに見せてくれます。これくらいのサイズ感だったら自然なゆったり感で今っぽいですよね。
シャツは体型を程よく隠してくれるので自然なゆったり感までならOKだそう。

ツータックのパンツはお尻が広がってもゆとりがあり、動きやすさが増します。

ポイントは、「自然なゆったり感」。だぼだぼすぎると野暮ったく見えるので注意しましょう。
痩せている人
痩せ型の男性は体の細さが目立ちやすいですが、少しゆとりのある服を選ぶことで華奢に見えすぎず、バランスの取れたスタイルに仕上がります。

白系など膨張色をチョイスするのも、痩せ体型をカバーできます。
また秋冬になると、痩せている方にはタートルネックなどで首にボリュームを出すのもいいんだとか。

体型別ファッションアドバイス②身長

背が低い人
背が低い方は、見た目のバランスや丈感での解決が可能です。


シークレットシューズも全然アリなんだとか。

普通の革靴でさえ、3センチくらいありますし、最近のシークレットインソールはすごく進んでいて、パッと見ても分からないそうです。

背が高い人
高身長の方は、袖丈や着丈のバランスに注意が必要です。


ポイントまとめ!
体型ごとの工夫を取り入れることで、ジャストサイズ感やシルエットが整い、第一印象が格段にアップします。
-
太め:ストライプ、自然なゆったり感、ツータックのズボン
-
痩せ型:少しゆったり、タートルネック
-
低身長:シングル裾、ソール厚め、インソール活用
-
高身長:袖丈・着丈に注意、海外サイズやお直し
女性タイプ別モテる服


タイプ別女性の解説とモテる服装
1. ナチュラル系
- 婚活女性で最も多いタイプ
- 基本は爽やかコーデ
- アウトドア好きな女性も多く、キャンプや山ガールなどに憧れがある方も
- アウトドアブランドでロゴものを取り入れる場合は控えめに、全体にアウトドアのテイストを少しだけ入れる程度に。パタゴニアやアークテリクスなんかがいいですよ。

2. フェミニン系
- ふんわり女子アナ風、上品で柔らかい印象
- 逆にワイルド感や少し王子様系の要素を加えるとギャップで魅力アップ
- シルバーじゃらじゃらではなく、品の良いアクセやさりげないワイルド感を

3. ブランド系
- 自己顕示欲のある女性が多く、アクセサリーや服でブランド感を重視
- 攻めすぎると逆に嫌われることもあるので無難に
- 魅力的な女性も多いが、金銭的負担を考えながら、さりげなく高級感を出す程度に

4. モード・モノトーン系
- 知的な印象の女性が多く、派手めな男性を好まない
- 美術館デートやアート系デートに好まれる
- ポイント:シンプルなモノトーン、素材感やシルエットで個性を出す

好きな人が決まったら
- 「この女性ならどんな服が好みか」を考えて、服装を調整する
- 婚活では清潔感や誠実さをベースに、少し女性の好みに合わせたテイストを取り入れるのがポイント
芸能人でも、どの層にウケたいかを意識してスタイリングをされているそうで、それが、その人のブランディングにつながるんですよね。

石井さんのパーソナルスタイルングとは

今回石井さんにたくさんお話しいただきましたが、婚活ファッションの奥はまだまだ深いです。
スニーカーのチョイス、ジーンズスタイル、アクセサリー、タイプ別おススメブラン、季節別のおススメ…ファッションは知っていけばいくほど、キリがないかもしれません。
「自分に本当に似合うスタイルはどう選べばいいの?」と思った方も多いはずです。
またファッションに興味はあっても、仕事が忙しかったり、近くにお店がない地方都市に住んでいると、なかなか研究や買い物に時間を割けませんよね。
そんな方には、スタイリストさんのパーソナルスタイリングがおすすめ。
遠回りせずに、自分に最適なコーディネートを効率よく知ることができます。


だからこそ、パーソナルスタイリングを利用すれば「自分に本当に似合うファッション」が案外あっさり見つかるかもしれません。

今回、婚活男性のために特別にオンライン対応プランをご用意くださいました。
芸能人や企業経営者の方々にパーソナルスタイリングを手掛けるスタイリスト・石井さん。
プロの目線で「あなたに似合う」を提案してもらえるチャンスです。

通常プラン | 特別オンラインプラン |
---|---|
入会金3万円(税込)3万3千円 1スタイル3万円~ | カジュアル1スタイル+バリエーション トータル3万円(税込3万3千円) 洋服代はご予算に応じます |
通常は紹介のみ | メールにて承ります |
同行して購入 | Q&Aシートをご入力後、 オンラインカウンセリング20分程度 スタイルング提案後に、ご自身でご購入 |
本当に似合う服を知ることで、婚活の印象もぐっとアップしますよ。
石井さんへのパーソナルスタイリングのお申し込みはこちらのフォームから
婚活ファッションには正解がひとつではなく、季節やシーン、そしてその人の個性によって選び方はさまざまです。
だからこそ「もっと知りたい」「自分にはどんなスタイルが合うんだろう」と感じられた方も多いのではないでしょうか。
一人で考えるのも大切ですが、ときにはプロの視点を取り入れることで、自分では気づけなかった魅力が引き出されることもあります。
今回の記事が、これからの装いを考えるきっかけになれば嬉しいです。
みなさま、婚活を通じて、ファッションもぜひ楽しんでくださいね。
ここまでで、婚活で好印象を作るための「シンプル+αの法則」をご紹介しました。
次回の記事では、石井大介さんにお見合いに最適なスーツスタイルを徹底解説していただきます。
や柄の選び方、シャツ・ネクタイ・靴の組み合わせ、さらにクールビズや秋冬アウターまで、細部にわたって印象をアップさせるポイントをお届けします。
「自分に似合うスーツはどう選べばいい?」と思った方は、ぜひ後半の記事もチェックしてみてください。
【第一印象で輝くお見合いのスーツスタイルは、こちらからチェック!】