《話すべき?⇒YES!》仮交際中の将来の話は、タイミングと話し方が重要。
コミュニケーション
仮交際中
会員様へ
聞きにくい話題
お見合いを経て、お互いがもう一度会いたいとなれば、仮交際になります。
仮交際中は、複数交際が普通。
他の人とも並行してデートをすることができますし、新しい人とお見合いをすることもできます。
仮交際の中で「この方一人に絞って、結婚へ進みたい」とお二人が思えば、結婚を前提にお相手一人だけの真剣交際に進みます。
結婚相談所の婚活カウンセラーからは、仮交際中にも「結婚観について話してくださいね。」と言われることが多いでしょう。
『結婚が目的だから将来の話をするのは当たり前なのに、なぜ?』と感じませんか?
目次
結婚観とは??
結婚観とは、結婚・結婚後の生活に関する価値観。
仮交際とはいえ、結婚相手となるかもしれない方との交際。
将来の話をするのは当たり前。真剣交際へと進みたいかの判断材料のひとつといえます。
結婚を目前にした真剣交際に入ってから、二人の結婚観に大きな違いがあると分かればどうでしょう。
到底乗り越えられない結婚観の違いだと、これまでの時間やお金がムダになってしまいます。
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、結婚する前にはもちろん、真剣交際前に必ずお互いの『結婚観』について確認しておく必要があります。
仮交際の段階であれば複数人と交際しているので、婚活が振り出しに戻ることはありません。
ここで大切な事は、結婚観は必ずしも一致しなければいけない訳ではなく、お互いの希望を受け入れることができるかどうかが重要です。
イヤがられるNGパターン。話し方と伝え方が大切
唐突な切り出しは、NG。自然な流れで話せばいい。
いきなり将来の話をされても困惑されてしまいます。自然なシチュエーションや会話の流れで話すようにしましょう。
その他、今の仕事の話の流れから、結婚後の働き方について話したり、幼少期や学生時代に住んでた街の話題から結婚後の住まいの話に発展する事も自然です。
話題は小出しに。一度に全部伝えない。
結婚後の暮らしに関しては、住まいや子供、親との同居や金銭管理など、その他色々なことがありますが、一度に話し過ぎるのは危険ですし、一度に全部話せる事でもないですよね。
ひとつずつ丁寧に話すことが大切です。
話し合いが大切。自分の考えを一方的に押し付けないで。
誰しも自分の希望や条件があるとは思いますが、お相手も自分の希望を話し易いように伝えましょう。
その際お相手の反応も見ながら丁寧に話します。
例えば、都城市のお相手に、自分は『宮崎市内に住みたい』という希望があるAさんとBさんの場合、
Aさん:私は、結婚後も絶対宮崎市内に住み続けたい!
という言い方よりも
Bさん:○○さんは職場からは遠くなって申し訳ないけど、私の職場(宮崎市)から近ければ、○○さんが帰宅する時間には、家事や食事の用意ができます。
できれば宮崎市近くに住めればと思っていますが〇〇さんはどうですか?
という言い方の方がお相手も話しやすいですよね?
同じ『宮崎市内居住希望』であっても、Aさんは自分の希望の一方的な押し付け。
Bさんの伝え方だと話し合いに繋がりますし、結婚後の二人の生活を考えたうえでの希望でもあり、相手への気遣いも感じられます。
相手の気持ちを尊重し、話し合いで決めていくことは、結婚生活でも大切ですよね。
上記は、ほんの一例ですが、相手の気持ちをしっかり考えた話し方が大切です。
コミュニケーションの基本ですよね。
将来の話をする“時期”とは
早すぎても遅すぎてもマイナスに
仮交際中に将来の話をするべきなのはお相手も知っているはず。
ですが、「仮交際中に将来の話をされて引いてしまった。」という方もいらっしゃいます。
中には、お見合いでいきなり将来の話ばかりで、終始しんどかったという方も。
「会って間もないのに、結婚後の話は早すぎる」と思う方もいるのです。
つまり、将来の話が嫌なのではなく、「今」された事に違和感があったという事です。
ですから時期ってとっても大切なんです。時期を誤ったばかりに、ご縁に繋がらないことだってあります。
将来の話は、仲良くなったタイミングで!
お互いが親しくなる前に結婚観や将来の話をするのは、時期尚早です。
最初から結婚観について話をしたとしても、お相手は、話をウンウンと聞いてくれるし、聞いたら答えてくれるかもしれません。
でも内心は、「まだあなたと結婚するなんて全然思ってもいないんだけど…」
と思われてしまいます。
たとえ、お相手の結婚観にマッチしていたとしても、「自分勝手な方だな」と思われてしまうかも。
私達婚活カウンセラーは、3-4回目のデート後、もしくはLINEで雑談ができるようになってから将来の話をすることをおススメしています。
つまり、将来の話をするタイミングは、仲良くなってからです。
仮交際でデートを数回して、お互い自然に話せるようになって、なんとなくでも「一緒にいる時間が楽しい」と思われるくらいに距離が縮まっていれば、バッチリです。
結婚観の違いはあって当然
価値観が多様なように、結婚観もそれぞれ。
結婚観が全く同じ、というお相手と巡り合う事は難しいでしょうし、違って当たり前。
お互いが仲良くなってから話すことで、「結婚観は違うけど、それでも交際を続けたい!」と思えるかもしれません。
希望が違っても真剣交際中にすり合わせしていけるはず!
結婚観に限らず、婚活における価値観の違いは、お互いの歩み寄りが必要です。
どちらの価値観が正しくてどちらの価値観が間違っているということもありません。
自分だけの考えを押し付けないように注意しましょう。
仮交際中にある程度お相手の価値観を知る事は大切ですが、チェックリストをつぶしていくかのように確認し過ぎることも良くありません。
デリケートな話題になることもありますので、話せる範囲にも限りがあるでしょう。
それ以外のフィーリングが合うかどうかも重要だったりします。
ですので、仮交際中はおおまかな確認程度でも良いでしょう。
そこで大きな差やズレを感じなければ、真剣交際でもっと詳しい深い話しをすれば良いのです。
それが真剣交際です。
今回のポイント!
将来の話=結婚観を話すのに大切なこととは、
- 結婚観の大きな違いがあれば結婚に繋げることは難しい。真剣交際に入る前の仮交際中に将来の話をすることをおすすめしています。
- 将来の話をするタイミングは、自然な会話の流れで少しずつしていく。お相手の気持ちや意見も考え、話し合うことが大切。
- 仮交際中でも、ある程度コミュニケーションを取って仲良くなって、お互い自然に色々な話が出来るようになってから将来の話をする。
- 結婚観だけではなく、話し合いと歩み寄りが出来る関係を築いていく。仮交際中は、大まかな確認程度にし、違いや違和感を感じないのであれば、真剣交際に入ってからお互いを尊重し合いながら丁寧にすり合わせする。