《実は、女性に有利》結婚相談所の男女比、女性の方が多い4つの理由
女性向け
男女比
結婚相談所
2023年4月末の男女会員数の割合は以下の通りです。
《全国》男性47.5%<女性52.5%
《宮崎》男性43%<女性57%
とはいえ、ここ数年で随分と男女比が縮まりました。
マッチングアプリの利用経験がある方からすると、『男性数<女性数』を不思議に感じるかもしれません。
女性が会員登録無料のマッチングアプリも多く存在する中、主要なマッチングアプリでは、男性数が多くなっています。
- Pairs(ペアーズ):男性73%>女性27%
- タップル:男性57%>女性43%
- with:男性67%>女性33%
- youbride(ユーブライド):男性69%>女性31%
《参照:【マッチングアプリの男女比】10個のアプリを比較して独自データで徹底検証!》
ですが、女性にとって結婚相談所での婚活は不利?という訳ではございません。
男女比率の理由と、IBJ加盟の結婚相談所の素晴らしさにも気づいていただけると考えています。
目次
理由❶:婚活に真剣な男性“以外”は入会しない
SEX禁止と交際期間の定めがある
結婚相談所以外の婚活サービスでは、結婚に真剣という男性だけが婚活をしているわけではないからです。
以下ルールにご賛同いただけかどうかは、真剣かどうかの『踏み絵』とも言えます。
女性にとっては、男性の真剣さが担保されていると言っても良いと思います。
- 3カ月以内(最長半年)を目処にプロポーズ
- プロポーズまでは、SEXがNG
マッチングアプリに限らず、婚活パーティーや街コンにも言える事ですが、男性が結婚を意識していると言っても温度差は人それぞれ。
もちろん、マッチングアプリや婚活パーティーでご結婚された方も多くいらっしゃいます。
結婚相談所以外での婚活において多くの男性は、
- 恋人を作りたい
- 結婚は2~3年程度先に出来れば良い。
と考えている人の割合が高くなっています。
対して、結婚相談所では1年以内の結婚を目指す人が登録をしています。
そのため、仮交際から1~2ヶ月後には結婚を前提に真剣交際をするかを決め真剣交際に入り、交際が順調に進めば半年後には両家への挨拶をしている、という流れで婚活をします。
結婚相談所以外にももちろん真剣な男性はいる
気持ち的にも経済的にも余裕が出来た!
という男性が婚活をしようと思ったら、多くの男性がマッチングアプリや婚活パーティーで恋人探しを始めるでしょう。
マッチングアプリや婚活パーティーにもちゃんと真剣な方が存在して結婚に繋がっていくのは、こういう方々もいらっしゃるからです。
男性が早期に結婚を考えている場合、マッチングアプリや婚活パーティーを試した後に結婚相談所に入会することもあれば、結婚相談所を最初の婚活の場として選択することもあるということです。
理由❷:結婚を真剣に考えていないバツイチ男性は、結婚相談所にいない
自分が『結婚生活に向かない』と思う男性がいない
- 離婚を経て結婚生活が自分には向かないと感じた
- 一人だと気楽、自分だけの時間が欲しい
- 自分のお金は自由に使いたい
- 経済的に再婚する余裕がない
など、以上の理由で再婚を強く希望しない男性がいます。
再婚は希望していても、次はゆっくり探そうという男性が多いのです。
経済力に余裕のないバツイチ男性がいない
結婚相談所に入会する婚姻歴のある男性は、再婚に真剣に取り組み、経済的に余裕がある傾向があります。
しかし、マッチングアプリや婚活パーティーでは、真剣度や年収などが不明確なまま登録できるため、バツイチ男性の割合がより多くなっています。
このことが、マッチングアプリや婚活パーティーにおいて、婚姻歴のある男性の割合を上昇させる原因となっています。
バツイチを隠している男性が存在しない
『離婚は珍しくない』『昔ほどネガティブなイメージが少ない』とはいえ、『初婚は、結婚相手の絶対条件』とする人は一定数存在します。
結婚相談所の会員は、全員が真剣に結婚を考えているので、気軽な出会いは求めていません。
婚姻歴があっても本気で婚活している男性なら構わないという女性にとっては、結婚相談所で安心な婚活が出来るのです。
理由❸:低収入の男性は不利なため、入会しない
結婚への“経済的”ハードルをクリアした方
結婚相談所に入会する男性は、経済的に安定している人が多いため、結婚を真剣に考える女性からの信頼も高くなっています。
現代ではジェンダー平等が進んでいるものの、女性の年収は男性よりも低い傾向があり、妊娠・出産・子育ての期間中は女性が休職・退職することも多く、女性の社会進出にはまだ課題が残っています。
結婚を考えるには、ある程度の経済力が必要であり、結婚相談所に入会する男性はそのハードルをクリアしているため、他の婚活サービスに比べて人数は少なくなってしまいます。
年収の低い男性が入会しづらい
2021年に発表された厚生労働省の調査によると、年収300万円未満の男性の割合は、20代で約17%、30代で約21%、40代で約14%、50代で約9%、60代以上です。
女性の中には、ある程度の経済力を求める人もいるため、低年収の男性は敬遠される傾向があります。
年収が低い男性は、結婚相談所でのご成婚が難しいため入会しないことが多く、結婚相談所の男性会員数が少なくなっている要因のひとつといえます。
もちろん男性の価値は年収だけではありません。
とはいえ、高年収のライバルが多い状況は自分に不利であるため、結婚相談所での男性会員数が少ない理由の一つとなっています。
理由❹:「今のままでも結婚できる」と思う男性は入会しない
年をとれば魅力の定義も変わるもの
20代までにある程度の交際経験がある男性や人生で何度かモテ期があった男性は、プライドや自信があることも多く、年齢を重ねても昔の感覚のままで、
自分は『いつかは自然に結婚が出来る』と思っています。
今急いで結婚のために何かしなくても、将来好きになった女性と付き合うことが出来て、いつか自分が結婚を望めば、相手もプロポーズを受け入れてくれるだろう…。
なんて、考えている男性って多いものです。
年を重ねて魅力を増した男性ももちろんいらっしゃいます。
でも周りの同じ世代の男性を見てみてください。
10代~20代は、汗をかいてても、少し寝癖があっても、服にシワがあっても、カッコいい人はカッコいい。
婚活カウンセラーは必要?
『努力しなくても結婚できる!と思っている』という男性にとって、当然婚活カウンセラーのアドバイスは必要ありません。
結婚相談所での婚活費用は、『出会いの機会』と『婚活カウンセラーのサポート』の2つから構成されます。
多くの結婚相談所では、婚活カウンセラーのサポートが少ないコースもありますが、それでも交際中のサポートがある以上、ご成婚料が発生してしまいます。
もちろん、婚活カウンセラーのサポートがほとんどなくてもご成婚される例もあり、結婚相談所『ひなたのご縁』でご成婚された方にももちろんいらっしゃいます。
ですが、何もしないで結婚した会員様は、ほんの一握りです。
ですが、(これは、女性にも当てはまりますが)今の自分のままで十分に魅力的だと考えている男性も多くいらっしゃいます。
『友人として』ならそれで良いでしょう。
ですが、結婚相手としてはどうでしょうか。外見だけではありません。人見知り、無趣味、仕事への情熱がない、家事はしない…など。
そういった課題に対し、改善への努力をしようとしない男性と結婚したい婚活女性がいると思いますか?
変わりたい、努力をしたいと考えている婚活男性は、本気になったら結婚相談所に相談してみることをおすすめします。
こういった男性は、ご入会をお断りするケースも
子供が欲しいから、年が離れた若い女性がいい
ご入会を検討されている男性が自身の年齢よりも10歳以上年下の女性を希望する場合があります。
女性の多くは、同年代のパートナーを希望しています。
ほとんどの女性が、ひと回り以上年上のパートナーを望まないと考えられますし、年齢差が大きすぎると道徳的に問題があると考える人もいるかもしれません。
また、年の離れた年下女性を希望される男性の中には、『子供が欲しいから』という理由をおっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、このような場合、男性自身が子供を授かることが難しい可能性があるため、その点を真剣に伝えています。
実際に、WHOの調査によれば、不妊の原因の約4割は男性側にあるということです。
男性が年齢差のある年下女性を希望する場合と同様に、子供を希望している女性は年齢差の少ない男性を希望している場合が多いのです。
そういった、現実的に成婚が難しい場合もあることをお伝えしています。
もし、そのような場合においても男性が考えを変えていただけない場合には、入会をお断りすることもあります。
その他、結婚相談所がご入会をお断りする方
入会資格をクリアしていても、結婚相談所は以下のような男性をお断りする場合があります。
- モラハラ気質のある方
- 女性を軽んじる傾向がある方
- 嘘をつく癖がある方や言動が不安定な方
これらの男性は、女性会員様に不快感や迷惑をかける可能性があるため、婚活カウンセラーが判断し、ご入会をお断りする場合があります。
女性にとって安心できる婚活の場
これまで、他の婚活サービスと比較して男性会員の割合が小さい理由をお伝えしてまいりました。
女性にとって、結婚相談所での婚活が安心できるのは、年収・学歴・資格といった証明書を提出しているだけではありません。
気持ちの上で、安心して出会っていただき、安心して交際を進めていくためにも、男性の絞り込みは必要ということです。
冒頭にも書きましたが、男女の比率は、ここ数年でだいぶ近づきました。
全国に目を向けると、男性会員数が女性会員数を上回っている地域もあります。
これから、宮崎でも男性会員数がどんどん増え、宮崎での結婚につながっていってほしいと思っています。
今回のポイント!
結婚相談所の会員数が男性<女性の4つの理由とプラスアルファ
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理由①は、結婚相談所には『セックスNG』『交際期間の定め』という2つのルールがあり、それを誠実に守れる男性のみが入会できるから。
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理由②は、真剣に再婚を希望するバツイチ男性が多数を占めており、軽い気持ちで婚活しているバツイチ男性は結婚相談所にいないことが多いため。
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理由③は、低収入・収入が不安定な男性の入会が制限されるため、収入が安定している男性が多くなる傾向があるため。
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理由④は、今のままの自分でも結婚できると思っている男性は、結婚相談所に入会しない傾向があるため。
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また、女性の希望条件やコミュニケーション能力に問題がある男性については、結婚相談所側が入会をお断りするケースもあります。
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これらの理由により、結婚相談所には男性の数が少なくなってしまう傾向がありますが、女性が安心して活動できる場であるためには、男性の質を重視する必要があるためです。